次へ2012/01/28 とても悪い(-2 pnt)by 2621
【良い点】
なんだか、幼稚園児が大勢で自主的に行動しているのを眺めているような感じがします。ある意味ほのぼのします。ある意味、ですが。
初期の方だとたまーに感動的な話なんかがまぎれ込んでいて、キャラクターの見せ場が「おお!!」という話もいくつかありました。
【指摘しておくべき点】
まずメインとなるハムスターことハムちゃんずの人数…もとい頭数が明らかに多すぎます。
毎回毎回、ハム太郎は飼い主の家から抜け出し、地下ハウスと呼ばれる場所にてハムちゃんずと対話し、集団で色々と非現実的な行動に出るのですが、
いちいちこの頭数で集まり、行動するのは明らかに無理があるのではないでしょうか。
視覚的にも「多すぎる…」と思わざるをえなかった上に、もちろんのことながら、ハムちゃんずメンバーの扱いの差がものすごいことになっています。
空気同然のメンバーも当然存在し、そのメンバーが主役の話も一応あるにはあるのですが、どうしても扱いの差が目に付きました。
さらに言うと、頭数が多すぎるゆえかどうかは定かではありませんが、メンバーの設定は単に「記号の集合体」のようなもので、「キャラクターとしての掘り下げ」が不足していたように思います。
それゆえに、単なる記号の集合体が大勢で同じ行動をしているようにしか見えず、「生身の生物らしさ」がほとんど感じられませんでした。
そしてこの話の舞台となっているのは一応、現実世界なのです。
が、ハムスターの集団であるハムちゃんずが当たり前のように道路を素通りしたり、地下ハウスはほぼ人間の住宅のようなつくりになっていたり、
ハムちゃんずメンバーの持ち物は人間のものと変わりなかったりと、どこか突っ込みどころが冴えています。
人間の持ち物をそのままハムスターが真似ているばかりに、おかしなことになっていて笑いを誘われたようなものもいくつかありました
(個人的に笑えたのは長老ハムの杖です、杖の意味がほぼない。)
こういった「あいまいな世界観」は、受け付けない人にはとことん受け付けないかと思います。
【総合評価】
そこまで腹立たしいものでもなく、不愉快になるわけでもなく、しかし特に需要は見当たらず、実に「どうでもいい」作品といった印象が強い気もします。
しかし、一年クールかそこらでスッパリ終わっていれば、まだ評価は良いままだったかもしれないことを考えると、やはり無念です。
[もっと評価を読む]