古畑任三郎:画像/壁紙[文学][他形式: 携帯版] |
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| 直近発売の本/漫画: 2011/09/01 (): | ピアノソロ 古畑任三郎のテーマ/本間勇輔 『警部補 古畑任三郎』より(LPS170)[オンデマンド] | 525円 |
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| 2007/07/06 最高(+3 pnt) by エディ 大人気の刑事ドラマ「古畑任三郎」の待望のノベルズだ。 ただドラマのあらすじをなぞった物ではなく、第1シーズンの話が脚本家の三谷幸喜自身の 執筆で再度書き直されているのだから、「古畑任三郎」としても、一つのミステリー小説としても楽しめる。 登場するのは古畑さんと犯人ぐらいのもので警察官やエキストラには名前さえない人物が多く、 彼の一番の部下今泉くんは勿論の事、向島巡査や科研の桑原くんもこの小説版の舞台には上がらない。 それだけに「ここはこうすれば良いのにな」と思っていた箇所が直され、犯人の心理描写は ドラマ以上に鋭く、登場人物のキャラやストーリーの流れも大きく変えられている話もある。 『井口薫のレクイエム』や『小暮警視最後の事件』は大きなアレンジはなく、 むしろ今泉くんが欠番だったのでドラマ以上にサクッと片付いた。 「さよならおたかさん」では放送局と駐車場を行き来するタイムを計るのに 今泉くんの代わりに放送局のスタッフを使っていた。 こうして見ると今泉くんがいなくても事件の再現をする事は可能だ。 しかし、彼がいないと少し寂しくなるし、どこか救いのない話に映る事もある。こうして見ると お邪魔虫の今泉くんやちょい役の向島巡査も優等生の西園寺とは違い重要な役割を果たしていた事が 大いに理解できる。 『おめでとうアリ先生』は事件の概要に大きな違いはないが、犯人と被害者の関係がかなり違ってくる。 ドラマでは被害者の男が女誑しだったのに対して、 こちらでは悪女とも言える女医が婚約の邪魔になった気の良いボーイフレンドを抹殺している。 実に酷い話だが、この方が物語としてしっくりくる。 『ちなみの家』もドラマ同様に古畑さんの独断場だったが、小石川ちなみが自分の漫画の主人公に 殺したプレイ・ボーイの編集者の名前を使っている事からも彼女の切ない想いが伝わってくる。 かなりのアレンジが加えられている話は『播随院大 走る』『黒田青年の憂鬱』『迫坪秘書の長い夜』 ビデオでは最初の話に持ってこられたファックスを利用した狂言誘拐は 事件の解決の鍵を握る今泉くんがいないので大分様子が変わってくる。 取り引きもわざと車で事故を起こしてオジャンにしているし、証拠もタキシード姿の今泉くんから ファックスに写りこんだ蝿に変更されている。 秘書があまり播随院に好かれていないと思ったら、動機も殺した妻に給与を一方的に抑えられていたなど経済的な理由に変えられていた。 黒田聖の事件は被害者のチンピラの死因は岩石を使っての撲殺からバイクでの轢き逃げに変更され、 神宮教授との対決もほぼドラマと同じ通りに進むが 古畑さんは電話で神宮教授にアドバイスする程度に落ち着き、事件を解決したのはあくまで 神宮教授と現場に駆けつけた警察隊のみ。 迫坪に殺人を仄めかした議員もドラマでは二枚目のじいさんだったが、 こちらではガマを思わせる醜いじいさんで愛人の女に情を見せない面もあり、利用していた 迫坪を労わる様な描写も少しばかり見られた。本質的には両者共に極悪人だろうが・・・ 個人的にはドラマ版の方がお勧めだが、こちらもそう悪くはない出来だ。 第2シーズン以降がノベルズ化しないのは小清水弁護士の対決や観覧車爆破未遂、 フラワー・アレンジメント学長の殺人など必然的に今泉くんが活躍する話が目立つので 下手に執筆できないのが原因かと思われる。別の人物に置き換えても事件の再現は可能だが 今泉くんのキャラがアピールできないから、事件としての出来は良くても 面白さはグッと半減されるのは間違いない。 ドラマを一通り見終えた後でこのノベルズと見比べると良いだろう |
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